2014年5月29日木曜日

ジャッキーロビンソン〜野球の力



都市対抗予選話題は、一休みして。今日は少し違った観点で。

自宅の書棚に置かれている本を眺めていると「BASABALL」と書かれた原書が目に。
久々に手にとって改めて眺めました。

この本、JOC在外派遣研修でサンディエゴパドレスに1年間コーチング留学していたころに現地の書店で購入したもので、アメリカの野球の歴史が古い写真などを数多く使って紹介されています。

BASEBALLの起源とか、発展の経緯、MLBの歴史などが記載されていますが、全文英語で記載されていることもあり、購入して既に10年以上経過しているにも関わらず読破までは至っていません。
持ち歩きができるような重さと大きさではなく、寝る前に手にする程度であるため、頁が進まなかった。というのが言い訳です・・・

この本の中で一番インパクトがあり、また多く取り上げられているのは、4月15日にメモリアルデーがあったブルックリンドジャースのジャッキー・ロビンソン。

アフリカ系黒人というために根強かった人種差別に会い、それに真っ向から立ち向かい、ドジャーズの一員として長きに渡って活躍した選手です。

「42~世界を変えた男」と映画にも取り上げられました。

恐らく本や映画などでは伝えられない苦痛があったはずです。

それを跳ね除け、人種差別という問題に完全に立ち向かっていく苦労は私ごときには理解できないと思います。

ただ、1人の選手の勇気ある行動が、人種差別という大きな問題に風穴をあけたという素晴らしい事実は理解できましたし、BASEBALLにはそのような力があるということを我々は知っておく必要があると考えました。

また、体を鍛えるとか、心身を鍛えるとか個人的な鍛錬のためにスポーツはあるのではなく、世界平和に寄与しているということを我々は誇りに思い、それに恥じないような行動をすべきであると改めて思います。

1997年4月15日から背番号42をMLB全体で永久欠番とし、「ジャッキー・ロビンソン・デー」として彼の功績を讃えると伴にBASEBALLの役割を次代のプレーや引き継いでいます。

皆さんもこの日にMLB選手が全員42番の背番号をつけて試合をしている姿を放送で見たことがあると思います。

「42」の映画、実は観たいと思っていたのですが、まだ観ていません。
近々、観てみたいと思っています。

BASEBALL、大きく言えばスポーツは世界を変えることができるということでしょうから、我々今携わっている人間もしっかりとその精神を受け継いで後に繋いでいかなければと改めて思った一日でした。

今、都市対抗予選を戦っている皆さん、皆さんのプレーで何人の方が感動し、勇気を得られているか。
誇りを持って、全力で戦って下さい。





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