ラベル 全日本野球協会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 全日本野球協会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年9月22日火曜日

第27回BFAアジア選手権大会

社会人代表チームは、3位!



台湾で行われていた第27回BFAアジア選手権大会ですが、社会人で構成されるアマ代表チームは、残念ながら3位という結果に終わりました。

私が率いたチームからバトンを引き継いで初めての国際大会。


勝ち負けよりも経験を優先すべきと考えていますから全く結果について指摘するつもりはありません。


但し、選手の選考、采配について、反省はする必要がありますね。


勝負は時の運と言われますが、日本代表チームはそのような甘い慰めを求めているところではありません。


チームは、一人の監督のものでもありませんし、それ故に、監督だけに責任を被せるような組織にしてはいけません。


実際、監督の発言は、野球界の発言と思って今まで自分自身も戦ってきました。


強化には、あらゆるスタッフが関わっており、その方達ちの想いも理解をして戦わなければなりません。



さて、侍ジャパンのホームページに(侍ジャパンホームページ

「今大会、6連覇という偉業をかけて挑んだ日本だったが、3勝2敗で3位に終わった。敗れた試合はいずれも紙一重の戦いばかり。今後、侍ジャパン社会人代表が国際大会にどのように挑んでいくのか、社会人野球全体の力が試される。」
と試合総評の記事が掲載されました。

何となく、身内の記事だからこそ、素直に受け取れない。
おそらく「僅差だから取り組み方を考えれば、次は勝てる」ということを指摘して戴いたと思うが。
国際大会は、社会人野球が誰よりも一番知っている。
今大会の台湾、韓国のメンバーは最近行われたアジアの他の大会のメンバーよりも少し落ちていることは皆知っている。
目標としている4年後のアジア競技大会の台湾や韓国の構成メンバーはこんなレベルではない。
だからこそ、負けの原因がどこにあったのかは今後しっかり分析する必要がある。
この結果は、アマ球界全体で考えるべき課題であり、強化の問題となる。
現場には結果に一気一憂して貰いたくないが、強化側としては、この結果は、重く受け止めるべきだ。
アマトップの社会人チームがアジアで通用しないという結果に終われば、今後プロ選手の派遣という声があがることも抑えられなくなる。
プレミア12大会が間も無く開催されるが、元々アマチュアが出場していたワールドカップ大会に代わって始まる大会である。
アマチュアが国際大会を経験できなくなるとレベルの低下を招く恐れもある。
当然、世界大会を経験する意味は大きい。
アマからプロで活躍している選手の中には、摂津(ソフトバンク)、杉内、長野(ジャイアンツ)、石川(ロッテ)、大瀬良(広島)を始め、沢山の選手が国際大会の中から育っている。

アマから「国際大会を取り上げないで」というお願いをするつもりは毛頭ないが、もう少し、アマ側もちゃんと強化を含めた情報発信をすべきだとこの記事を見て思った。
この大会へのアマ代表の目的が、正しく伝わってない。
強化に携わる一員として、大いに反省すべき部分である。

残念ながら台湾に出向き、間近で試合を見れていないので、アマ代表の戦いぶりをお伝えすることができないが、
「アマ代表が良い方向に変わって行っているな」と思って頂けるような強化に努めていく必要があるなと改めて感じました。

何れにしても監督、コーチ、選手の皆様、お疲れ様!







2015年9月9日水曜日

アンダー18大会を終えての雑感

くFULL COUNT様への「小島投稿記事(小島啓民の目)」バックナンバーはこちらをクリックください。

                          ↓



アンダー18歳以下大会、またもや日本は2位と金メダルには届きませんでした。

1対2とたった1点の差なんですが、この1点が中々遠い。

逆転勝ちできる雰囲気を作らせて貰えてないんですよね。

何かこのままやられてしまうのではないかというプレッシャーを常にかけられているわけです。

からだの大きさやバットスゥイングの速さ、投手の球の速さ、野手のスピードなど。

あらゆる面で少しずつアメリカの方が上回っているんですよね。


アメリカが嫌がるのは、日本のいやらしい野球と日本の投手力。

それから、自らのミス、つまり失策ですね。

日本の打力は、あまり警戒していないでしょう。

日本が勝機を見出すには、ロースコアの勝負に持ち込むこととなるわけです。


そういった意味では、決勝戦は日本のペースで進められたと思います。

できれば、先制をしたかっところですが・・・。


アメリカの投手力が良かったといえばそれまでですが、やはり打力不足の感は否めません。

甲子園であれだけ本塁打を放った選手ばかりを揃え、予選でも二桁得点を挙げているにも関わらず、大会を通じて1本の本塁打とは寂しい。

本塁打ばかりが野球ではないですが、やはりもう少し遠くへ飛ばさなければ、どんどん外野が前に守り始め、さらには安打ゾーンも無くなってしまうことに繋がってしまいます


これは、トップチームを除いたアマ代表、大学代表をはじめ全てのカテゴリーに共通した課題となっています

結局、打たなければ勝てないという結論になってしまいます。


今回清宮が4番を打ちましたが、他に4番を打てるような選手が見当たらなかったという点では、清宮頼みという感が強く、その清宮が今回はあまり機能しなかったことは誤算だったと思います。

高校1年生で全てを背負わせられるのは酷ですが。

九国大付属の山本なんかを入れると少し迫力があがったかなと個人的には思いました。

選手選考は、チームコンセプトですから外野がとやかく言うことではないですが。


西谷監督も自チームの大阪桐蔭の豪快な野球スタイルとは違い、守備にも重きを置いたスモールベースボールへと舵を切った戦術をとっていたような気がします。

その中で、今大会でまた株を上げたのが、オコエですね。

彼は、世界基準の身体能力を既に持っており、パワーも兼ね備えています。

野性味を感じ、期待感が一番高かったのは事実です。

オコエに回ればという感じがしました。

途中で怪我もあり、大会が進むにつれて少し疲れを感じましたが、今後の活躍が目に浮かぶものがありました。


打力を上げるということは打ち方そのものを考えなおさなければならないということになります。

フルカウントへの投稿で木製バットへの対応の問題提起をしましたが、実際は、打ち方についてもっと研究をしなければならない。

アメリカの打法は、ステイバックが基本となっており、選手が皆同じ振り方をしているのはお分かりいただけたはずです。

ステイバックとは、兎に角、後ろ足に体重を残したまま、回転しろということなんですが、体力がないから日本人には無理という理由で中々取り入れていかない。

ソフトバンクの柳田や西武ライオンズの森のように軸足を中心として、しっかりと振るといううち方をできる選手もいるわけですからもう少し研究する余地はあると思います。


さて、今大会は高野連(特に大阪府高野連)が主幹となって、本当に献身的に大会運営を行っていただきました。

大会としては、天気は今一つでしたが、大成功であったと思います。

他国のスタッフから「なぜ、内野が土なんだ。
日本だけだぞ!」とやや不満を言われた以外は、参加チームも概ね満足していたのではないかと思います。

改めて、運営に携わった方々に敬意を表します。


一つ残念なことは、最後の決勝の視聴率は18%とプロ野球を完全に凌駕する人気ぶりでしたが、舞洲スタジアムが交通の便があまり良くないこともあるのか日本戦以外の試合の観客が少なかったこと。

滅多に間近で観るチャンスがない、他国選手のプレーやコーチの指導ぶりをもっと多くの指導者に足を運んで観て欲しかったなと思いました。

特に試合前練習を観ると色々な気づきが発見できます。

今回、キューバの練習を見ましたが、日本の指導方法の一つのタオルを片手にシャドウスゥイングをやっていました。

今まで沢山キューバの試合を見てきましたが、中々無い光景です。

日本人コーチ3名が2年前にキューバに指導に行っていますので、その指導を取り入れたのかなと勝手に想像したりしました。


アマチュア野球の指導者は、既に大なり小なり日本代表の育成に既に関与しているわけです。

皆で世界に勝つための選手づくりを考えていかなければなりません

そういった意味で、国内野球の世界に留まらず、世界野球をもっと知って欲しいですね。


今回の日本代表チームは、西谷監督以下非常にまとまった良いチームで、粘りのある非常に素晴らしい戦いを行ってくれ、将来の日本野球への希望を与えてくれたと思います。

それ以上にアメリカのポテンシャルの高さには驚かさせられましたが。

次はプレミア12でトップチーム(小久保ジャパン)が世界に挑みます。

アンダー18の借りを返して、ぜひ金メダルをとって欲しいと思います。

2014年10月15日水曜日

仁川アジア大会総括 その2

今回は仁川アジア大会の総括 その2と題して、戦術の反省と相手国の分析を行ってみたいと思います。

大会の戦略は、予選グループを先ずは 1位で通過すること。
特に予選の最大の敵であり、且つ、最悪のシナリオとなった場合に3位決定戦で対戦する可能性が高い中国を圧倒的な力で勝つということをテーマとしました。
その中国が予選のスタートでしたが、思惑どおり、7回コールドで退けました。

前半の入りは非常に固さがありましたが、予想以上に打線が爆発してくれて非常に楽な展開に持ち込むことができました。
この時点で予選の1位通過はほぼ確定という状況となり、以降のパキスタン、モンゴル戦は準決勝を睨んだ選手起用を行って行きました。

パキスタン、モンゴルとも年々、野球になってきていますが、実力的にはアジアの4強を崩すという力はなく、そういった意味では対戦する方も難しいものです

このように予選を戦いながら、一方では韓国、台湾が入るグループ、特に韓国、台湾戦の試合結果を見ながら準決勝に誰を先発させるのかを考えて行くこととしました。

プロ野球のペナントレースのようにローテーションを組んで投手を起用していくという方法もあるのですが、試合数が大会期間のわりには少ないこと、更に社会人選手はそのような起用にあまり慣れていないことなどから、相手打線と調子の良し悪しを判断基準として準決勝前々日に先発投手を決めました。当然、韓国と台湾の打線を睨みながら。

予選における韓国対台湾のゲームは、地元韓国プロ野球のドリームチームの迫力ある打線が初回から爆発、本塁打のオンパレードと2回で試合が決まってしまいました。
台湾の打線も韓国のヤン・ヒョンジュンの前に押さえこまれ、投手力を含めた力の差を見せつけました。

但し、その試合で後半登板し好投したDENAベースターズの陳投手や押さえで登板した158kmを出したマイナーリーガー投手の投球は間近で見ていた私たちに台湾は手ごわいという脅威を与えるに十分な投球を見せました。

いずれにしても準決勝が山であり、おそらく台湾とやることになるということは、選手を含め大会前から十分に認識していましたので、気持ちの揺るぎはありませんでしたが・・・。

準決勝、台湾戦は、台湾打線が左打者が多いこと、更に決勝で強敵韓国を破るためにはという視点で投手の起用をスタッフで協議し、社会人1年目の左の横田に託しました。

1回の表、いきなり先頭打者を死球で出し、不安定な立ち上がりを見せましたが、後続をダブルプレーに切って取り、何とか0点に押さえて戻ってきました。

本来の出来からはコントロール、キレとも今一つ遠い感もであったのですが、彼の持ち味でもある粘りの投球で何とか3回ぐらいまでは持ち応えてくれると期待をしました。

その裏、想定をしていた台湾の19歳のマイナーリーガー投手の立ち上がりを攻め、1死満塁としました。
が、6番藤島の押し出し四球だけの1点に留まり、先制パンチとまでは行きませんでした。

続く2回の表の守りで、横田が掴まり、更に中継ぎのエースの幸松も打ち込まれ、一挙8点を献上するという大誤算の展開に。
打線は、その裏、2点を返し、3対8と追い上げムードを掴み掛けましたが、3回表に更に3点を献上し、3対10と前半で大きく水を空けられました。
その後は、阪神タイガースに在籍した経験を持つ、チェンに打線が押さえ込まれ、回を重ねていく展開となりました。

投手陣はその後、今村、佐竹、関谷が踏ん張り、追加点は許しませんでしたが、前半の点差が大きく圧し掛かかり、結果的に序盤のスコアを動かすことができず、敗退しました。

ベンチワークとしては最善手として考えた投手起用で勝負したので仕方ないという諦めはありますが、1回の横田の調子で2回表から幸松に代えることも頭をよぎったので、その点だけが結果論ですが少し引っかかってます。

何れにしても敗戦は監督の責任ですから選手は攻められません。

但し、冷静に力を台湾と比較すると今まで過去対戦した台湾の投手層からすると群を抜いていたため、競った試合となっても投手力の差で最後は力負けしたのかなという感じもしています。

それにしても韓国は、やはり凄かった。
決勝で台湾が意地を見せていましたが、やはり投手力、打撃力、走力のどれをとっても頭一つ出た戦力であったことに違いありません。

特に印象的だったのが、100キロを超える巨漢選手のスピードがあること。
流石、選りすぐられたプロ選手だなと改めて痛感した次第です。


準決勝で敗退した後のチームの落胆は想像以上に重く、三位決定戦に臨むに当たってはかなりタフな状況となります。

最低限メダルを死守しようと再度、中国に挑みました。
重苦しい雰囲気、接戦の緊張感の中、試合が進みましたが、頼りの主将の多幡が口火を切り、チームに自信を復活させ、打線が爆発しました。

先発 関谷も大役を果たし、最後は投手リーダーの佐竹が締め、見事銅メダルを獲得しました。

目標の金メダルとは行きませんでしたが、選手は立派でした。
素晴らしいチームになりました。
改めて感謝しています。

今後の強化については、暫く時間をかけて考えて行く必要があります。

また思いついた時点でアジア大会の記事を書いて行きます。

長文となりましたので、今回はこの辺りで。










2014年10月14日火曜日

仁川アジア大会総括 その1




アジア大会におけるJOCの情報発信規制があったため、ブログのアップを少し控えていました。

久々にアップ致しますが、この期間にご訪問頂いた方には大変ご迷惑をおかけしました。

さて、仁川で行われましたアジア大会ですが、当初の目標である金メダルは準決勝で台湾に破れ、達成することができませんでした。


前回の広州アジア大会から強化を重ねて来ましたが、結局、広州大会と同じ銅メダルという結果に終わったことは非常に残念でなりません。

ワールドカップ大会、BFAアジア選手権、東アジア大会とこの4年間着実に結果を残してきただけに仁川アジア大会で勝つことをアマチュア野球関係者、更にファンの多くが期待をされていたことと思います。

ご期待に沿えず、大変申し訳ございませんでした。


準備はほぼ思惑どおりに進んだのですが、大会を振り返ると結局はアマチュアの嵯峨というか、悲しいかなドラフトで選手が抜けて行くという難しい課題が浮き彫りになってしまいました。
前回広州アジア大会の経験者は、主将の多幡、4番打者の林、捕手の上田と3名。
仁川大会までの世界大会経験者は、捕手の中野、外野手の松本、藤島、井領の4名と24名中7名だけが海外大会の経験者という現状。
特に投手にいたっては、経験者が0名という状況でした。

打線は、この経験者を軸にそれなりに力を発揮してくれたのですが、投手においては、持っている力を十二分に発揮できなかったと感じています。
勿論、準決勝 台湾戦の敗戦の責任は、全て監督である私の責任ですので、選手を責めるつもりは毛頭ありません・・・。

「経験者と未経験者の違いは?」と問われるとメンタル面での余裕の違いと考えています。
国を背負って戦うというのは、国内で行うどの試合よりも緊張感が増します。

「そんな馬鹿な」とご指摘を受けるかもしれませんが、これは、経験している人しか分からないものがあります。

両国の国家を斉唱し、ゲームが始まる独特の雰囲気の中での試合は、平常心を保つことこそが、難しいものです。

強化を行っていく上で、この経験の重要さは、アマ球界の誰もが十分認識しているのですが、それをコントールできるシステムに現在、野球界がなっていないため、今後も連続した強化というものは難しいと考えています。
世界大会を経験したプロ選手とアマ選手の混成でチームを構成していくということもトッププロが出場できない(シーズン中に行われる世界大会)大会で勝つための一つかと個人的には思っています。
この問題は、非常に重いため、野球界で慎重に議論を行う必要がありますが・・・。

とは言え、監督及びスタッフをほぼ固定して望んだこの5年間は、アマチュア代表として一つの方向性は示せたのではと自負しています。


招集された選手以外にもJAPANのユニフォームに対する意欲が上がって来たと周囲の方から沢山お伺いできたことは有り難かったです。

話は戻りますが、台湾戦の敗戦については、単に経験の無さという一言で済ませられるものではありません。
ベンチの采配、更には双方の力関係などもしっかりと見ていく必要があります。

次回は、「仁川アジア大会総括2」として、この辺りを中心に纏めてご報告します。

沢山のご声援を頂き、誠にありがとうございました。

強化にご協力頂きました全ての方に感謝申し上げます。

今後ともアマ代表をよろしくお願い致します。

2014年9月14日日曜日

アジア大会 侍JAPAN社会人代表チーム直前合宿報告1

只今、アジア大会に向けての直前合宿中です。
11日に集合、12日はJABAチーム ホンダ、13日はロッテと2試合を消化しました。
山形鶴岡での8月の強化合宿から選手個々人がどれぐらい課題を克服してきてくれたかをチェックしましたが、それぞれにこの1ヶ月間を必死で過ごして来たという印象を強く受けました。

この2試合は試合結果よりもチームの戦略がどこまで浸透し、現在の個々の状態がどの程度であるのかをしっかり見極めることをテーマとして、結果に一喜一憂しないようにと自分に言い聞かせながら戦況を見つめていました。

それにしてもロッテに4対6で負けたことは非常に悔しいものでした。

アジア大会で対戦する韓国代表が更に上を行く戦力であることは明白なだけにロッテには負けてはいけなかった。
ただし、前半で0対6と一方的なゲームを最終的に後半押し戻せたことはチームにとって自信となったと思います。

「アマチュアは粘りが身上、絶対に諦めない!」という強い気持ちが見えた試合であったと思います。

投手陣は昨年の中国天津で行われた東アジア大会の布陣と比較すると試合を観戦した方はやや物足りない印象を持たれるかもしれませんが、ベテラン投手が引っ張る形でそれなりにバラエティーに富んでいると思っています。

野手陣はパワー不足の感は否めませんが、シュアな打者が多く、つながりを身上として少ないチャンスをものにする力は持っています。

圧倒的な力で勝ち抜けることは出来そうにありませんが、粘って粘って最後に笑えるようにタフな気持ちで挑んで行きたいと思います。

今日はアジア大会の結団式に参加しましたが、いよいよ大会だという緊張感がこみ上げてきましたし、選手自身もそう感じてくれたと思います。

明日からJABAチームと試合をし、最終調整に入っていきます。

侍JAPANアマ代表チームに対するご声援をよろしくお願い致します。


2014年8月28日木曜日

2014アジア大会野球競技の組み合わせ

2014アジア大会 野球競技の参加国、組合せが決定しました。

大会参加チームは、当初予定の10チームから8チームへと変更となりました。

参加国は減りましたが、試合方式はかわらず、A,Bにそれぞれ4チームを分け予選リーグ戦を行い、各組上位2チームが準決勝へ。

準決勝はA1位とB2位、B1位とA2位が対戦し、勝者同士が決勝戦へ、敗者が3位決定戦を争うことになります。

参加国は、

A組 日本、中国、パキスタン、モンゴル

B組 韓国、台湾、タイ、香港

となります。

日本の試合予定は、

9月22日 18:30 中国
9月23日 18:30 パキスタン
9月24日 REST
9月25日 12:30 モンゴル
9月26日 REST
9月27日 準決勝
9月28日 決勝

という流れです。

以前にもブログで話をしていますが、予選を2位までに入るのは確実ですので、最大の山は準決勝。
韓国または台湾にまず勝たねば金メダルはないということになります。

当然、金ダルを獲るためには、韓国、台湾に連勝する必要があります。

韓国は、新聞報道でも紹介されているとおり、キム ガンヒョン、ヤン ヒョンジュン、カン ミンホ、パク ピョンホ、キム ヒョンスなど、WBC仕様の文字通り韓国代表チームとなっています。

台湾は、MLB所属のマイナーリーガーを中心としたチームで、特にブリュワーズでローテーションにも入っていたワン ウェイチェン、横浜DENAベイースターズで先発経験もあるチェン グゥアンユの両投手が加わったことで強力な布陣になっています。

いずれも強敵であることに間違いありません。

大会日程は、他の大会に比べ余裕があり、準決勝では万全な形で韓国または台湾と対戦ができそうですので、今から楽しみにしています。

アマ代表は、昨年、一昨年とアジアの大会を2連覇してはいますが、今大会は各国ともメンバーを強化しており、少し様相が違います。

今までの経緯は忘れ、あくまでチャレンジャーの立場で立ち向かって行きます。

ご声援よろしくお願い致します。

2014年8月13日水曜日

U15世界大会 最終成績

U15世界大会ですが、決勝でキューバがアメリカを6対3で破り、金メダルを獲得しました。

今大会の最終順位は
1.      キューバ
2.      アメリカ
3.      ベネズエラ
4.      台湾
5.      メキシコ
6.      パナマ
7.      日本
8.      ブラジル
9.      オーストラリア
10.     アルゼンチン
11.     ドイツ
12.     イタリア
13.     チェコ
14.     グゥアテマラ
15.     ニュージーランド
16.     南アフリカ
17.     香港
18.     リトアニア
となりました。

おそらく、スコアだけを見る限り、上位6位チーム+日本の7強とそれ以外かという戦評ですが、実際のところは見ていないので鹿取監督に今度確認してみます。

成績及び参加国をご覧のとおり、WBC(ワールドベースボールクラッシク)では聞かない国が参加しており、更に最近WBCで目覚しい活躍をしているオランダの名前もありません。
WBCのように2世代前までの親族が保有している国籍で自由に参加が許可される場合と違い、実質、ネイティブ国籍で戦うようなジュニアの大会では、強いとされる国が変わってくるということが分かります。

今回の大会もそうですが、ジュニアの大会では、中南米対アジアという戦いですね。
個々の技術力が高いで中南米と投手力を中心としたチーム力のアジアと言えるのではないでしょうか?

今回の結果は、アメリカを含めた中南米チーム軍配があがりましたが、アジア圏も劣っているわけではありません。

これからU18、U21が今年開催されます。
U15の分まで上位の成績を残してくれることを期待しています。

2014年8月11日月曜日

お疲れ様!侍JAPAN U15代表

メキシコで行われたU15世界大会はキューバ対アメリカの決勝を残すのみとなりました。
3位決定戦ではベネズエラが台湾を下し、3位を確定したみたいです。
日本は残念ながら7位という結果でした。

計18チームが参加したこの大会ですが、以下の流れで大会を消化してきました。
予選第1ラウンドは、
18チームを3グループに分けて、6チームで構成される各グループで総当りを行い、順位を決定します。
続いて行われる第2ラウンドは、
第1ラウンドの各グループ上位2チームを集めた1位から6位を決めるグループ
各グループ3,4位を集めた7位から12位を決めるグループ
各グループ5,6位を集めた13位から18位を決めるグループ
の3グループに分けて各グループで総当りを行い、順位を確定するステージとなっています。
更に1位から6位を決めるグループにおいては、グループ順位が決まった後に1位と2位による決勝、3位と4位による3位決定戦がエキストラマッチが行われ、メダルが確定します。


このように過酷な戦いが続きますので、最終的には優勝するには総合力が必要となります。

世界大会では、ステージが上がるごとにタフなゲームが続くことになりますが、あまり先を見過ぎた采配をすると第1ラウンドでこけてしまうし、第1ラウンドで入れ込みすぎると第2ラウンドで消耗して減速してしまうことに繋がります。

戦略としては、第1ラウンドは力関係を見て、絶対に2位を死守するような戦略をとることが妥当と私は思っています。
第1ラウンドをクリアしなければメダル獲得はなくなります。
つまり、第1ラウンドで負けても仕方ないなというチームに全力で立ち向かって例え敗戦したとしても、「これは仕方ない」とダメージを引きずらずに、次の絶対に落としてはいけない実力が伯仲している2位狙いのライバルチームを倒すことに全力を傾けることが肝要です。

世界大会では、勝ちあがれば、同じ相手と大会期間に幾度と対戦する機会が出てきます。
敗戦を引きずらず、リベンジの機会を伺うぐらいの気持ちで予選は戦う方が良いかと思います。

今大会で日本が入ったグループBはアメリカ、パナマがいてかなり難しいパートに入ったなという印象を持っていました。
アメリカに接戦で破れたため、後のパナマ戦は少し敗戦のショックを引きずったのかもしれませんね。

ジュニアを含めたアマチュア野球ではこのようなリーグ戦の大会が少なく、負けることに対する免疫が出来ていません。
世界大会では、予選を全勝突破しても、4勝1敗で突破しても最終的な順位に大きな影響を及ぼすことはありません。「徐々にチーム力を上げていくのだ」というぐらいの気持ちで試合をする方が良いかといつも世界戦を観てそのように思います。

今回の日本チームは、鹿取さんが監督を努められたわけですからこの辺りは十分承知されているので、そのようなことは無かったかとはと思いますが・・・

予選の第1ラウンドをクリアできなかったための7位であって、妥当な順位とは思いません。
実力はもっと高いレベルにあったと思います。
改めて世界大会の難しさを感じましたね。

しかし、このようなタフな試合を乗り越えて選手一人ひとりは逞しく成長してくれたと思います。
1人の成長に留めず、国内の仲間に世界は広いということをしっかりと伝えて貰い、将来の日本野球界のリーダーに育って欲しいと思います。

侍JAPAN U15代表チームの皆様、お疲れ様でした。

2014年8月8日金曜日

強化合宿を経て想うこと

前号でアジア大会の強化合宿の総括を致しましたが、その最終日に会見が行われ、
「大会では、どのような戦いをされますか?」というご質問を受けました。
「昨年の東アジア大会から投打の主力選手が抜け、かなりフレッシュなチームになった。」
「投手力は昨年に比べ、世界大会を経験した選手が少ないため未知数な部分がある。」
「打力はそれ程代わらないが、昨年と比較して長打は余り期待できない。」
「また、更に相手(韓国、台湾)の投手レベルもかなり上がっているため、簡単に打ち込めないと思う。」
「したがって、少ない点数を守りぬくという展開になるし、勝つには接戦に持ち込むしかないと考えている。」
と回答したのですが、マスコミの方が飛躍して「守り重視の野球を目指す」という翌日の新聞記事になっていました。
話を要約するとマスコミの方が言うとおりですが、バッティングコーチという立場で全日本活動に長きに渡り携わってきたこともあり、「打ち勝ちたい」という強い想いは特に持っています。
ブログ内でもコメントしているとおり、4年間の集大成の位置づけである今回のアジア大会ですが、間に行なわれた大会に参加した選手がプロに行ったこともあり、大会ごとにチーム構成員が大きく変わるなど、4年間連続した強化が出来たかというと疑問が残ります。
世界大会では何よりも経験が優先します。
環境の問題、審判の問題、海外投手の独特な投球フォームなど、知らないより知っていた方が良いに決まっています。
我々コーチが「アジアの投手はこのような特徴がある」とレクチャーをするよりも「百聞は一見にしかず」で経験することにより、対応策を選手が進んで講じようとします。
今回の大会では、韓国はプロトップスター、台湾もMLB所属の投手が参加することとなっており、我々社会人選手が体感したことが無い、スピードレンジ(球速域)、変化であることは間違いありません。
何度も対戦した相手であれば、事前に策を練ることもできますが、殆どが初めて対戦するわけで、試合を進めながら対応して行くしかありません。
更に、次から次へと良い投手をつぎ込まれると慣れる時間さへも与えてくれません。
結局、最後は本当の打撃技術を持っていなければ打てないということになります。
国内で打っている選手でさへ、またプロの打者でもかなり苦労することとなります。
アマチュアの場合、卓越したバッティング技術を持っている選手は、それ程多くいるわけではなく(そういった打者はプロへ進んでいます)中々打つのが難しいというのは想像できるでしょう。
だからチーム力で攻略していくしかないと思っており、会見のコメントになったわけです。
では、「どうやって崩していくのか?」。
皆さんの興味あるところだと思いますが、戦術になりますのでご容赦下さい。
弱者が必ず負けるということもなく、やる前から悲観する必要もありません。
寧ろ勝って当たり前と評されている韓国チーム、台湾チームの方がプレッシャーはかかると想います。

強化合宿を終えた後のこの1ヶ月で参加した選手の意識がもう一段アップしていることを期待していますし、心の中では「打ち勝つぞ!」といつも思っています。

2014年8月6日水曜日

侍ジャパン社会人代表 鶴岡合宿

8月1日〜本日まで、アジア競技大会に向けて代表24選手を招集し、山形県 鶴岡ドリームスタジアムでの強化合宿、更に本日の横浜ベースターズとの強化試合を行って参りました。

先ず、感想は、非常に暑かった!

特に鶴岡は日中37度を超える温度計の表示。

鶴岡では、午前中を練習、午後小休息、夕刻よりナイターの試合というタイムスケジュールを三日連続で行いました。
今回の合宿の目的は、チーム方針の理解と相互のコミュニケーションを図り、寄せ集めの集団を一つのチームにすることが目的です。
更に私の立場では、戦力の把握も目的の一つでした。

東北のJABA加盟チームのご協力により、暑い中3試合をしっかり行うことができたなど予定通りスケジュールを消化できたことは非常に良かったですね。
残念ながら試合内容は思うような結果とは行きませんでしたが、選手は実直に戦術を理解しようと意識を持ってプレーを行ってくれました。

今回のメンバーは世界大会を経験している選手が9名しかおらず、その他の選手は未経験者であり、更に全日本の合宿に参加したことがない選手も居るという構成で、ある意味フレッシュなチームとなっています。
それ故にまだまだチーム相互の中で遠慮する場面が見え隠れすることもあり、次の直前合宿の課題となりましたが、アマチュアの強みは結束力、所謂、チームワーク。
直前合宿でキャプテン多幡を中心により強固な結束を作りあげ、大会に望みたいと思います。

合宿には韓国の偵察チームも乗り込んで日本チームのデータを精力的に取るなど迫るアジア大会へのムードが高まって来ました。
勿論、我々の気持ちが昂ってきたということです。

今回の合宿で選手に対して、「社会人代表チームではない、他国から見れば日本代表なんだ」「だから決して負けられない」と話をしています。
選手もその意味を理解し始め、本日の横浜ベースターズとの試合では相手がプロでも負けては行けないと意地を見せてくれました。

次回の直前合宿は9月11日から関東地区にて行います。

選手は今日の試合終了後に自チームへ戻りました。
この1ヶ月でどれぐらい成長してくるのか非常に楽しみにしています。

アマチュア代表チームの選手もがんばっていますので、ご声援をよろしくお願い致します。

最後に鶴岡の野球連盟の皆さんの献身的なご協力に感謝申し上げます。


2014年7月18日金曜日

第17回アジア競技大会日本代表チーム

7月16日に第17回アジア競技大会の日本代表チームが発表されました。

※選手紹介はこちら →(侍JAPAN社会人代表

勿論、選手選考にあたっては、数度の選考会議が開催され、色々な角度、アジア大会を勝ち抜くにはという視点で議論を重ねました。

先ずは、メンバーに選出されました24名の選手に対して「おめでとう」と申し上げます。
代表選手になるというのは、実力もさることながらタイミングを含めた「運」もあります。アジア大会に選ばれるべくして選ばれていると思い、胸を張って代表チームに参加して貰えればと思います。

残念ながら代表選手から洩れた、特に最終選考まで残った選手の皆さん、おそらく大変悔しい思いをされていると思いますが、これをバネに更に素晴らしい選手になられることを期待しています。

昨年の東アジア大会代表チームから多数の選手がプロ野球へ進み、3分の2は新戦力となりました。それだけに選考には非常に苦労しました。
今まで以上に委員の方に球場に足を運んで頂き、相当の情報を集め、多くの選手を観てきたつもりです。

戦術になるため選考のポイントは明かすことはできませんが、選手一人一人を観て頂ければどういう野球をするのだろうかは何となくお分かり頂けると思います。

今回のアジア大会の強敵は、台湾、中国、韓国となりますが、特に地元開催の韓国が最強と言っても過言ではないでしょう。
「シーズンを止めて大会に望むオール韓国に勝つためには」という視点で選手選考にあたりました。
ドーハアジア大会で同じような韓国ドリームチームを下したようにアマ代表の力を再度見せる機会を持てたことだけで今からワクワクしています。

侍JAPANトップチームと同様、ご声援のほど、よろしくお願い致します。

明日から都市対抗野球が東京ドームで開催されます。

代表選手も出場し、更に社会人野球を盛り上げてくれると楽しみにしています。

球場に足をお運び下さい。よろしくお願い致します。




2014年6月13日金曜日

アジア大会の展望〜アマ代表選考過程

9月に開催される韓国アジア大会の会場の紹介をしてきましたが、実は未だに野球競技に関しては、参加国が確定していません。

基本的に、10カ国と言われていますが、どうなることでしょう。

少なくともアジアの4強と言われる韓国、台湾、中国そして日本とその他という構図が変わることはありませんが・・・。

今のところ10カ国を2グループに分け、予選リーグ戦を行い、その後、各グループの上位2チーム同士による決勝トーナメントを行うという形式をとるようです。

決勝トーナメントは基本的に4強の争いになることは間違いないかと思いますが、メダルがかかる準決勝の組み合わせは予選のグループ振り分けにかかることになります。

A,Bの2グループに分かれるとすれば、準決勝でA組1位 対 B組2位、B組1位対A組2位 という対戦カードになります。

通常、予選グループ分けについては、IBAF(国際野球連盟)が示す国際ランキングの上位チームから振り分けを通常行います。

国際ランキングについては、以下のアドレスに詳細に記載されていますので参照下さい。
http://www.ibaf.org/en/infopage-detail.aspx?id=149f4e9a-9427-4a7b-b8df-18ab77845d33

現時点(2014.4現在)のランキングを考えると
A組 日本(世界ランク2位)、韓国(世界ランク8位)、
B組 台湾(世界ランク4位)、中国(世界ランク20位)
というのが順当な考え方でしょう。

このようにグループを想定するとB組の1位が台湾になる可能性が強いことから準決勝でB組2位の中国と戦いたいというのがA組に入ると想定される日本と韓国の心情。
となるとグループ1位通過を賭けての予選における韓国戦はメダル争いの最重要試合という位置づけとなります。

普通このように予想をするのですが、世界ランクでは格下の中国が台湾だけには強いんですよね。

今回の大会形式とは違いますが、予選総当りで戦った昨年の東アジア大会の予選の最終戦で中国と台湾が対戦。
台湾が勝てば、予選1位通過、中国が4位確定、その時点で日本が2位、韓国3位という順位に。

順当であれば準決勝で台湾対中国、日本対韓国という組合せになるところ、何とタイブレークの末、中国が台湾に勝ってしまった。
それにより予選順位がガラリと替わり1位 日本、2位 韓国、3位 中国、4位 台湾となってしまい。
結局、翌日の決勝トーナメント準決勝では、お互いに想定外の日本と台湾の対戦となってしまった。
この試合でも日本に負けた台湾は、本来であれば2位以上が固い組合せであるにも関わらず、3位という結果になってしまった。

中々順当に行かないというのが世界大会であるということを知って貰えればと思います。

とは言え、一番プレッシャーがかかる試合はメダルが確定する準決勝の試合であり、準決勝でどこの国と対戦するかを想定するかは、戦略を立てる場合に重要な試合となります。
特に投手の起用については・・・。

大会要綱も来ていない中、長々と試合の展望めいたことを記載してしまいました。


一昨日、この大会に出場する社会人選手を競技力向上委員会にて約30名程度に絞りこみました。
この後、メディカルチェックを経て、7月中旬には最終的に24名代表選手を選出します。

その後、8月1日~5日にて山形鶴岡で一次合宿を行い、9月の大会を迎えるということになります。

直向なアマ代表も今後ともよろしくお願い致します。

2014年6月9日月曜日

仁川アジア大会会場視察2〜韓国プロ野球

前号で韓国視察の初日の話をしましたが、今日は二日目、アジア大会のサブ球場となっているネクセンヒーローズが本拠地とする木洞(モクトン)球場での視察の報告を致します。

その前に今回の視察ですがドーサン・ベアーズの香田コーチ(元読売ジャイアンツ)、試合チケットなどの手配を頂きました。
香田コーチは元読売ということは皆が知っていることですが、私の2学年下で同じ長崎の出身です。佐世保工業時代には甲子園出場を経験されています。
私は対戦経験はないのですが、海星の酒井、佐世保工業の香田、清峰の今村、長崎日大の大瀬良と長崎の高校野球界では今でも記憶に残る選手として長崎県人が憧れる存在であることは間違いありません。
その香田コーチとの会話の中で、「プロでも結局、練習した奴が最後まで生き残るんですよね」という印象深い言葉が忘れられません。
一時の成果は、長い期間でみれば成功ではないということでしょうか。
プロ野球で長く野球を続けるためには、結局は練習しかないということなのでしょう。
今後の指導の糧にしていきたいと思います。

元に戻って、二日目の視察の報告ですが、木洞球場は、全面人工芝でフィールドはかなり狭いです。外野の観客席もなく、外野の膨らみが少ない、良く本塁打がでる球場のように感じました。
実際にこの試合乱打戦となりましたが、ネクセンヒーローズの3番打者から5番打者が何れも本塁打を放ち、特に4番打者は、2打席連続でほぼ完璧な本塁打でした。
一本は、120mのはるか上に設置されている電光掲示板の最上段にぶち当てたものでした。
香田コーチも話をしていましたが、日本のプロ野球と比較しても韓国は良く本塁打が出るような錯覚を受けるといっています。「打球の勢いが違う」という言い方をされていました。
韓国の打者は、パワフルな打者が多く、特に中軸打者は体格的にもボディービィルダーのような逞しさがあります。
一部の打者のパワーが並外れている?ソフトバンクのイ・デホが象徴ですかね。
では、攻略のポイントは?
今は明かせませんが少しイメージできましたので、チーム編成をしっかりと組みたいと思います。

一方、韓国投手ですが、術というよりも、打者と同じようにパワフルな投手が多いですね。スピードガン表示が殆ど140km中盤という内容。
緩急というよりも速球系のチェンジアップ、カットボール、スライダーというのが主体かと思います。
台湾の柔らかい投法とは違い、パワー投法とでもいうかボールの勢いがあります。
速いボールに対応する練習が必要となってくるでしょう。

と収穫の多かった二日の視察でしたが、やはり生で観るのと映像とでは臨場感が違うということを改めて思いました。

都市対抗予選が終われば、いよいよ24名を決める作業に移ります。

この韓国の地で日の丸を掲げられるようにしっかりとしたチーム作りを行います。


2014年6月6日金曜日

仁川アジア大会会場視察〜韓国プロ野球

本日よりアジア大会が行われる韓国仁川のスタジアムを確認に来ております。

某出版社様の取材企画も兼ねておりますが…。

さて、本日、視察した球場は、SKワインバーズが本拠地とするムナク球場、内野が天然芝できれいな球場です。
観客席が外野まで3階構成ですり鉢球場ですね。


メジャー球場のように外野の3階席の一部が芝生席となっており、バーベキューも可能。
と家族向けの場所も確保されております。

今日、視察した試合は、ワインバーズ対ベアーズの試合。
ベアーズには元読売ジャイアンツで投手として活躍された同郷の香田コーチが所属されています。
試合前練習中にお話 (高校以来かな)する機会を得ましたが、韓国プロ野球の印象とか選手の気質など大変興味深い話を聞けました。

今日の試合の感想ですが、スターティングメンバーの中でも力の差があるなというのが一番かな。
簡単に言うと層が薄い。
WBCの韓国チームの力は皆さんご存知のとおりですが、韓国プロ野球においては代表チームのような選手ばかりかというとそれほどではなく、チームに凄いなというレベルの選手は其れ程多く存在しないのかなという印象です。
とは言え、プロ選手ですからレベルが低いわけではありませんから誤解なきよう。
また、アジア大会に出場する韓国代表は、シーズンを止めてWBCクラス、所謂凄いなと言われる選手が参加すると言われています。おそらく間違いありません。

何度も韓国代表チームと対戦していますが、相変わらず荒いという感想に変わりはありませんが、ただ今日の試合で、韓国のスーパースターであるキム・ガンヒョンが投げていたこともあってか、ワインバーズの監督が3回裏0対0無死2塁のケースで3番打者に送りバントのサインを出しました。

先取点を取りたかったというのは分かりますが、プロの世界でこの采配は大変珍しく、韓国でもこういう野球をするんだと驚きを覚えました。
また送りバントのサインがこの試合でも結構出てましたし。

韓国もスモールベースボールなるようなもの流行っているのかな!
良くわかりませんが…。
頭には入れて置かなければなりませんね。

その他の特徴として代表チームを筆頭に韓国では、1番打者が特に足の速い選手、しかも左打者というのが多いですね。打力は落ちても出塁を重んじ、更に足でかき回すという戦術が定番のような気がします。
韓国でジャイアンツの坂本みたいな豪快は1番打者は少ないと思います。

韓国野球の特徴は、大方頭に入っているのですが、やはり直に観てみると先入観で判断しては行けないなと改めて感じました。

都市対抗予選の結果が気になる中、来てよかったな。

それから今日は自分が観たことがないようなバントシフトをベアーズが取りました。
今後の日本代表の参考となるプレーでしたので、輸入したいと思います。

それにしてもキム・ガンヒョン、相変わらずいい投手でした。
左投げで150km超え。
アジア大会で対戦できたら嬉しいな。

明日も何か気づき事項あれば引き続き報告致します。