毎日、覗いて頂いた皆様、遅くなり申し訳ございませんでした。
昨日、本日と北海道高校野球連盟の指導者講習会に講師としてお招き頂き、参加してきました。
三年連続で講師を務めさせて頂いています。
野球界では、知る人ぞ知る雨男の私ですが、何故かこの北海道の講習会だけは、必ず好天で、しかも暖かいんです。
北海道高野連の関係者に私を上回る晴れ男がいるんでしょうね。
実は、この北海道高野連ですが、副会長、理事長のご両名が小島姓です。
お二人とも柔和な素晴らしい方です。
ここに講師の私が加わると、小島姓ばかりで、周りの方、当人同士もかなり気を遣います。
開会式で、司会から小島理事長より講師の小島講師を紹介頂きますと何とも妙な感じです。
さて、余談はこれくらいで、今回の講習会では、主に打撃コーチングについて選手達の実技を観ながら進めていきました。
北海道はこれから長い冬の時期を迎えます。
地道な基礎トレーニングの時期に入る訳です。
晴れた日でも、朝方の霜がとけてグランドが使えないという事で屋内練習が中心となるらしいです。
よって、そのような中、選手が飽きないような基本練習のドリルを意識的に
多く紹介を行いました。
それから、バッティングの原理原則について解説しました。
特に股関節から股関節への移動については、難しかったかもしれませんが、今回から触れてみました。
選手の特徴を見抜く力の醸成です!
集まった指導者からは、面白いですねと声かけて貰えましたので、それなりに伝わったのかなと思います。
指導をした内容については、文章にするのが、量が多過ぎて割愛しますが、指導の中で印象的だったことを一つ紹介します。
脇を絞れ と良く打撃指導の現場で使います。
この脇を絞れの意味を集まった選手に尋ねてみると、回答を求めた数だけ、それぞれの受け取り方に違いがありました。
要は、日頃、指導上で言われていることが良く理解出来ていないという現れであり、更に指導者の説明不足という事が伺えます。
指導者も良く分かってなくて使っているのかもと疑念が湧きます。
些細な例ですが、選手と指導者の理解が共有できない限り、上手く行くことはなく、寧ろ悪しき慣習が身についてしまい伸びる要素を奪ってしまうことに繋がります。
今回の講習会の最後の挨拶で、この部分の話をしました。
おそらく参加した指導者は、感じてくれたと思います。
4回目の依頼も早々と頂きました。
来年に向けて、自分自身がステップアップを図らねば!
北海道高野連の皆様、大変お世話にのりました。
小島理事長、ありがとうございました!