地道な体力トレーニングが6年ぶり出場の原動力
本日、都市対抗九州予選で見事、九州第二代表を三菱重工長崎チームが獲得しました。
長かったですね〜。
6年ぶりです。
濃淡や山谷は、チームスポーツには、良くあることですが・・・。
ここまで苦労するとはという感じでした。
今日の第2代表決定戦も含めて、勝ちゲームも負けゲームも接戦ばかりで、本当の自力がついてきた証ではと思っています。
観戦には行けませんでしたので、速報をネットで見ながら気が気でなかったですね。
原点回帰
私が監督をやっていた時期に始めた三菱長崎名物、筋力トレーニングですが、前任の開田前監督から新たに復活、今の後藤監督が原点回帰でまた必死に取り組んだようです。
その効果が現れてたということでしょう。
毎日新聞の記事にも、そのようなチームコメントの記載ありました。
毎日新聞:三菱重工長崎、九州第二代表
しかし、個人的には、決して、筋力トレーニングだけの成果ではないと思っています。
体力トレーニングに邁進するという方針に選手全員が信じて取り組んだことが、苦しい場面での団結力となって、乗り越えられたのではと思っています。
負けると色々と言われるのが、勝負の世界ですが、出場ができなかった時代を率いた監督、コーチ、選手の礎があったからこそというのも忘れてはいけないでしょう。
加治前(巨人)、野原(阪神)、岸(千葉ロッテ)とプロ野球経験者を3人も保有しているから勝つのが当たり前ではないかというご意見もあるのでしょうが、社会人野球もそれ程甘くはありません。
一発勝負の(社会人野球)都市対抗は、個の力も大事ですが、それ以上にチームの結束力がなければ勝ち抜くことはできません。
ベンチ入り全員が戦力という意識がチーム内に浸透しているチームが勝てるチームとなるのです。
「監督、コーチは、選手を信じ。
選手が監督、コーチを信じる」
という雰囲気ですね。
7月18日開幕 都市対抗野球本大会
過去、2度、準優勝をしている三菱重工長崎ですが、準優勝をした時は全て第二代表で予選を勝ち上がった時です。
予選で苦しんだ時に本大会で結果を出しているということでしょう。
選手には、呪縛から逃れることができたので、本大会では伸び伸びとプレーをして欲しいと思います。
改めて、チームの皆様、おめでとう!