2013年10月20日日曜日

東アジア大会 帰国報告 その2

ちょっとアップが遅くなりましたが東アジア大会の報告、第2段。

今回の対戦は、台湾、中国、韓国、日本の4強とそれ以外の国という構図と前回に話をしましたが、このそれ以外の国、モンゴル、香港、グアムとの戦いは打者にとって、ある意味鬼門となりました。

先ず球速が4強の投手よりもかなり遅く、加えてコントロールがあまり良くない。

4強の投手と対戦した後にこの投手と対戦するとバッティングの感覚が狂ってしまいます。
また、打って当たり前という投手陣ですから凡打すると気が滅入ってしまいます。

台湾が中国に敗れた時も前日の試合が響いていたように感じました。

選手にはこの国との試合結果は、気にしないことと話をし、あくまで準決勝、決勝をイメージさせました。

今大会の我が日本の打線ですが、良く頑張ったと思います。

特に、唯一の大学生4番 山川。
パワーはプロ並ですが、まだまだ状況判断が甘い。
しかし、一戦ずつ成長していく姿には可能性を感じました。
世界大会で本塁打を打てるアマ選手が少なくなっている中、期待の大砲であることは間違いありません。

加えて、山川以上の巨漢 日本生命の井上。からだの割りには柔らかさを兼ね備えており、勝負強い。
守備はダメかなと思ったが、意外に俊敏。

この巨漢コンビが打線を引っ張ったことは間違いないでしょう。

決勝では、ベテランが勝負強さを発揮しました。
主将の多幡、最年長の捕手 中野が夫々本塁打を放ち、流石と唸らされました。

世界大会では、四死球が命取りになります。
今大会は、皆良く粘りました。
大会記録の集計がまだ届いていないのでわかりませんが、おそらく日本が1番四死球を奪ったのではと思います。

待球を指示したわけではありません。

積極的に打ちに行き、しっかりボールを見極めたということが素晴らしい。

今大会の方針に繋ぐことを掲げ、選手全員が忠実にやってくれました。

来年のアジア大会に向けての戦い方が見えてきたと感じました。

1人ひとりの選手について紹介したいのですが、長くなるので割愛しますが本当に素晴らしいチームでした。

選手の皆さん、謝謝!

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