モンゴル、香港、グアムチームについて
先ず、4強以外の他国についての感想を。
モンゴルは、日本の指導者が指導に行っていたこともあり、日本的な礼儀作法は素晴らしく良かったですが、監督が選手をあまり褒めないところは「う~ん」と思いました。
力は、はっきり言って中学生シニアレベル以下でしょう。
広州アジア大会より成長したとは感じませんでした。
このような大会に継続して出場する機会を与えるのであれば、強化を強国が手伝うべきでしょう。
香港は、前回よりも大きな選手が多くなったという印象で、投手のコントロールが良くなっている。
ここも指導者がもう少し良ければ、もう少し良いチームになると思います。
親日国であり、試合後に全員で写真撮影を行いました。
グアムは、おそらく私が現役時代、同じ天津で行われたアジア予選以来の出場ではなかったかと思いますが、楽しそうにゲームを行っていました。練習しているからだつきではないですが、随所にBASEBALLを感じました。
さすがにアメリカ国であるので、中華料理は口に合わず食べ物で苦労していましたね。
日本の勝因は、、投手力の差
大会は、何回も記載をしていますが、4強の争いで、最終的に投手力で優位にたった日本が勝ったということになるのでしょうか?
他国は、予選を必死に頑張るあまり、全部の投手を対戦国に見せていたように感じます。
韓国は、左投手に良い投手がいないことを暴露していましたし、台湾は結果的に予選からエースの王投手を見せてくれて準決勝で攻略する糸口を見せてくれました。
ま、予選で投手を見せずにすんだというのも、日本の投手力が凄かった証です。
予選台湾戦で結束、逞しくなってきたアマJAPAN
一方、打撃はというと、今回の韓国は、珍しく細い選手が多く、パワーを感じませんでした。
それに比べ、台湾は、アマチュアが入っているにも関わらず、スィングのスピードが速く、脅威を感じましたね。
中国は、ベテランとの入れ替えを行っている最中であり、技術的には落ちますが、190cm近い選手ばかりで怖さは感じました。
日本の打線は、台湾戦のコールド負けからチーム打撃の大事さを再認識してくれ、繋がりのある攻撃を展開することができました。ある意味、この試合が導火線になったとも言えるでしょう。
得てして、日本チームは、1戦でも負けるとチームが下降していく風潮にあったのですが、「世界大会では沈んでいる暇はない。
最後にメダルを取ることが全て」という私の口癖が浸透してきたのか、逞しさを感じたチームでした。
多幡主将を中心に結束力のある良いチームでした。
しかし、マウンドで喜び合っている選手の風景っていいもんですね。
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