また2015年以降の動きも良くわからないというのが皆さんの本音でしょう。
そもそも野球とソフトがオリンピック種目から除外された理由は、
1.世界的普及率からみるとマイナースポーツであるということ。
(図にあるとおり、連盟加盟国及び地域の数は圧倒的に他のチームスポーツと比較して少ない)
2.大リーグ選手が参加が難しい中、興行収益が見込めない。
と大きく二つに分けられるかと思います。
今回、東京オリンピックでの競技復活は、開催国枠という新たなカテゴリー競技ということで復活が検討されているわけで、除外理由を満足しているものではありません。
除外理由の一つである「普及率」については、アメリカ、日本と色々な国でそれぞれに活動をしていますが、世界的に一つになって「野球を普及していきましょう」という大々的な動きはありません。
現在の世界野球はアメリカが主導権を握っているのは想像できると思いますが、結局、アメリカが自国開催のワールドベースボールクラッシク、それから大リーグのワールドシリーズ以外には興味を持っておらず、オリンピックには全く旨味を感じていないため、本当の意味での正式競技復活の動きは鈍化しています。
その上に、野球は、世界ランク上位30カ国程度しかまともなレベルで戦うことができないという大きな問題を抱えております。
それ以外の加盟国との差が余りにも大きすぎて爆発的な人気がでにく構造になっています。
IBAF(世界野球連盟)への加盟国数の増加も重要ですが、まずはレベルの均一化を図る必要があります。
そのためには、積極的な指導者の派遣や選手の交流が必要になるでしょう。
興味のないアメリカに期待をしても仕方がないと思いますので、野球強国と言える中南米、それから日本を含めたアジア勢がその役割を果たす必要があると思います。
その音頭をとれるのは日本しかないと私は考えますし、そうすべきと思っています。
日本人の道徳心や武道の精神は、国を作っていく上では最高の指針となっていきますし、それ以上に日本人は粘り強いので最適です。
前回、国際審判である小山さん等がアフリカで無償普及活動を行なってきたことをブログでも取り上げましたが、このような活動は、他国では少ないでしょう。
そもそも野球とソフトがオリンピック種目から除外された理由は、
1.世界的普及率からみるとマイナースポーツであるということ。
(図にあるとおり、
2.大リーグ選手が参加が難しい中、
と大きく二つに分けられるかと思います。
![]() |
チームスポーツ別国際連盟加盟国及び地域数 |
今回、東京オリンピックでの競技復活は、
除外理由の一つである「普及率」については、アメリカ、
現在の世界野球はアメリカが主導権を握っているのは想像できると
その上に、野球は、
それ以外の加盟国との差が余りにも大きすぎて爆発的な人気がでに
IBAF(世界野球連盟)への加盟国数の増加も重要ですが、
そのためには、
興味のないアメリカに期待をしても仕方がないと思いますので、
その音頭をとれるのは日本しかないと私は考えますし、
日本人の道徳心や武道の精神は、
前回、