2012年4月6日金曜日

指導の留意点~手本

前回、ボールを投げる(ボールを放す)タイミングの重要性につき、記載しましたが、技術の指導を行なう上で、重要なポイントを記載します。
良く指導者が自分で見本となり、投げる動作を行ない、選手に見せる指導ケースがありますが、良く監督のバッティングフォームに選手が似てくることがあるように、選手は映像で指導を捉えることが多いのです。従って、見本を見せる指導者のフォームが間違っていれば、当然ながら誤って映像を捉え、実践しようと選手は努力します。若い内は、見せる動きができていても、年を重ねていく上で次第に指導者のイメージと実際の動きが違うことが多くなります。
実際、私自身も指導で一番気をつけるポイントとしています。
指導者も実際に見せる指導をするのであれば、自分のフォームをチェックし、練習しておく必要があります。
もし、指導者自身が上手く表現できないとなれば、いいフォームの選手の事例(自チームの選手またはプロ野球などの映像)を紹介しながら指導を行うことをお勧めします。
手本が手本になっていないのが一番まずい、私も気をつけて行きます。


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