2012年4月16日月曜日

チームづくり

日本代表チームを編成することは、意外と簡単です。勿論それなりの苦労はあるのですが・・。「なぜ?」それは、ある範囲の中でこれだっという選手、ニーズのある選手をピックアップし、戦略の元に戦うだけで、育成という観念があまりないからです。
当然ながら、方針、戦略を浸透させるためにチームとしての練習は行いますが・・・。(逆にこの部分に力を注ぎます。)
一方、日頃からチームをずっと預っているような少年野球、高校野球の監督さんは、このような分けにはいきません。
育成こそチームの活力、勝利になるわけです。
チームづくりにおける重要事項は、方針と前にも記述をしましたが、、チームを作っていくにあたってもう一つ、チームの行動規範、ルールをしっかりと決めておく必要があります。
例えば、「時間厳守」とか、「挨拶の励行」とかのような類ですね。
殆どの皆さんが、これを聞いて「当たり前、そんなの当然のごとく決めているさ」と思われたことでしょう。
但し、チームルールとして意外と明文化(文書化)されているチームは少ないものです。
アメリカ仁野球留学しましたが、どのチームにもロッカー等にこのチームルールが貼り出されています。このチームルールがかなり細かく、学校の校則のように「頭髪は耳にかからないようにスポーツ刈りにしろ」とか、「時間厳守で集合時間に遅れた者は、自費で現地に来ること」とか・・・。
要は、指導者の意図をしっかり伝えるということに重きを置いているということでしょうか?
日本の場合は、案外指導者が思いついたタイミングでこの類の決め事をするケースがあります。
浸透させるとは、理解させることですから振り返る場面の提供も必要となります。
チームづくり=指導者の考えの浸透ですから是非チームルールを策定され、明文化することをお勧めします。


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