こんなオフシーズンにと思われるかもしれませんが、アマ代表は毎年ドラフトの動向によりチームを編成しなければならず、またJOCへの1次登録が年明け早々とあり、戦力発掘を余儀なくされているからです。
と集めた今回の選手。
今年の東アジア大会の代表メンバー9名を中心に有望な社会人選手、更に来年4月に社会人チームに入部することになる現在大学野球部に所属する4年生 9名を加えた合計38名。
ほぼ若い選手ばかりとあり、練習も今までになく、元気があり、活気がありました。
選考が主眼ですが、強化も目的としての合宿です。
指導するスタッフも今までにないぐらいの豪華メンバーに参加いただきました。
特に台湾でご一緒した侍ジャパンの元読売ジャイアンツ 鹿取コーチにおいては多忙な中、アマ投手の指導を熱心に行っていただきました。
代表チームクラスの選手に対して、個別の指導をする機会が少ないため、今回は試合を行わず三日間みっちり基本技術を各担当コーチから行っていただきました。
日頃忘れがちな基本を再度、指導されたせいか選手の目も輝いていたように感じます。
参加した新たに社会人野球に加わる大学選手においては、ジャパンを目指してという立ち位置におかれ、目標が明確になったと感じます。
そのように非常に実りある合宿でした。
しかし、やはり沖縄は暖かい!
今回、最後に選手に二つの注文を出して合宿を締めくくりました。
一つは、体得すること。
反復しかないことを強く伝え、シーズンに力を発揮すること。
二つめは、感性を磨くこと。
投球練習後に投げた後のマウンドを次に投げる選手のために整備をして明け渡すなどの思いやりとか、何かを見ての気づきなど。これらが技術の進歩に繋がり、それには全てを感じる力が必要であるため、日常から訓練するようにと。
今回参加した選手が何かを掴み、来シーズンに活躍する姿とこれらに刺激を受けた今回参加できなかった選手の出現を来春から全国の球場で見られることを楽しみにしています。
昨日、沖縄から戻り、今日、寒い岩手北上にJOC絡みのイベントに参加するために向かう車中で投稿していますが、記事を書きながら来年の9月が楽しみで今からワクワクしています。
今回参加してくれた選手が「後々の野球界を背負うのかな」なんて考えてしまうとは年取ったのかな!
もうすぐ北上なんで、この辺りで。
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