2013年12月26日木曜日

スポーツにおける目標について

子供の頃、中年期を迎えた方の会話の中で歳を取って行く度に一年間が早く感じるという会話を良く耳にしたが、まさか自分がそう感じるとはその時は全く思いもしなかった。

本当に一年が早い。

充実している証と他人は言うが、何も出来ずに時が過ぎたと反省ばかりが先に立つ。

来年こそはと反省会を自分1人でやることに決めた!

さて、目標の話をしたついでに、先週行われた高校駅伝、我が母校は長崎県代表として男女アベック出場を果たした。

成績は男子は期待以上、女子は目標に全く届かずというものであった。

しかし、最近のマラソンは入賞狙いとか3位狙いとか優勝を目指してなどと選手が言わなくなった。

おそらく持ちタイムでおおよその順位が分かるからそういうのでしょうが、スポーツは本来一位を目指すことに意義があると思う私には今一つ理解に苦しむ。

特に高校生なんて今までにない力を突然として発揮するし、駅伝の場合、一区の出来が後のレースに大きく影響することが多いことを考えると何位狙いなんて余り意味がないように感じる。

公務員ランナーの川口さんが、なぜ1人で練習をやるのかが分かるような気がする。

たぶん、1番になるためにだけを考えているからだと思う。

2番で褒められよりも出し尽くしたビリケツの方がいい。

責任を自分で負いたいと強く思っているのではないか!

コーチがつくと多分責任をコーチに転嫁してしまうと考えているからでは。

やる前から1番でなくていいやなんて思っていたら多分1番にはなれない。

1番を諦めた時点でそれ以上の力を発揮することはまずない。

火事場の馬鹿力なんて、勝ちたいと思わなければでるものではない。

別に母校を否定しているわけではない。

最近のスポーツ界、規格外と言われるような選手が少なくなっている。

全てが指導者に言われるとおり。

指導者も言うことを良く聞く選手がいい選手。

でもここ一発の勝負どころで力を発揮するのは意外と言う事聞かない選手だったりして。

なんか無鉄砲なレースするなと思われるような選手をファンは期待している。

現場で指導している方から良くそんな他人事みたいに言えるなとお叱りを受けるであろう。


指導方法で確立されたものはない。

例外なんてことも沢山ある。

今は正しくても真理出なかったことも一杯ある。

それでも、スポーツは1番を競い合うことに意義があると思う。

ほぼ毎年連続して全国大会に出場する母校の駅伝部を見ながらそんなことを考えました。








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