明けましておめでとうございます。
旧年中は本ブログの運営にご協力賜り、誠にありがとうございました。
あまり参考にならない内容になっているかもしれませんが、少しでも皆様のお役に立てるように今年も余力ある限り、掲載アップしていきたいと思っておりますので、暖かい眼で見守って頂ければ幸甚です。
さて、新年にあたり第1回目に何を書こうかと思案しておりましたが、やはり正月ということもあり、目標というテーマで記載をしたいと思います。
この時期は、陸上特に駅伝が目白押しでありますが、この報道の中でいつも疑問に思うことがあります。「今年の目標は、10位です。」とか全国レベルの大会で出場校の監督が口に出されていますが、「なぜ戦う前から目標が1位ではないのか?」という素朴な疑問。
スポーツは競うことが目的のはずなのに試合する前から自分の格をなぜ下げるのか今ひとつ理解ができません。
「持ちタイムを想定するとこのぐらいの順位になる。陸上は大どんでん返しがないんですよ。」と陸上関係者からお叱りがくるのかもしれませんが・・・。
監督の目標は、10位ぐらいであっても選手には「優勝するぞ!」ぐらいの意気込みでやらなければ、選手は自分の与えられた以上の力は発揮しようとはしないのではないかと思います。
チームスポーツに育っている私であるから陸上のことをとやかく言う資格はありませんが、「一番になってやる、負けてなるものか」という意気込みが思いもよらない力を引き出すのではないかと私は信じています。
ジュニア期の選手の力の伸びは指導者の想像をはるかに超えることが頻繁にあります。一日で別人のような力を発揮することなど良くある話です。人間の可能性は無限大にあるとジュニア期の選手には話しをしたいです。1%でも可能性がある限り、その目標が高くとも挑戦すること自体が本来あるべき姿であると確信しています。
外国の選手の試合前のインタビューを聞いたりしていると殆どの選手が「周りは強敵ぞろいだが、俺が一番になります。ベストを尽くします」という内容の返答をしています。中には「あなたは到底勝てる力も持ち合わせていないでしょう」という選手さへも。
日本一とか、世界一とかたやすく出来るものではありませんが、参加している競技者全員にその資格はあるわけで、試合をする前から諦めて欲しくないというのが私見です。
本来の目標という話題とはかけ離れていますが、スポーツ競技を行なっているのであれば、常に目標は一番であってほしい。学校や地域を代表して参加するような大会であればなお更、負けて行った選手に対しての敬意も込めて、試合の結果がでるまでは「日本一、世界一になってきます」と強がりでも良いから発言して欲しいです。
年齢的な段階、おかれている状況によって目標の置きどころが違うことは十分理解しているつもりですが、敢えて頂点に立つという大きな目標を目指して欲しいと思います。
「それが世界で戦える選手が育つ」というこに繋がると思っています。
今年一年よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿