昨日まで、大阪ドームで表題にある競技力向上委員会に参加しておりました。
日本野球連盟とは社会人野球、もちろんクラブチームも含めた加盟チームによって構成されており、通称JABAと言われています。
現在、大阪ドームでJABAの2大大会である日本選手権が開催されています。
今回、ご紹介するのはJABA組織の中の競技力向上委員会です。
何をしているかは、名称通りで技術の向上を目的として活動しているのですが、アマチュア全日本を編成する場合の選手の発掘なども引き受けています。
メンバーは、シドニー五輪監督の大田垣委員長を筆頭にオリンピック、国際大会を経たそうそうたる方々で構成されています。
また、日本のスポーツ医学のトップの方々も医科学部会として参加して頂いています。
この委員会、連盟事務局サイドで現場に近いところにいると言えるでしょう。
この競技力向上委員会ですが、新たな試みとして、今年から技術の研鑽と現場へのフィードバックを目的として委員の皆様による研究会をピッチング、バッティング、守備走塁、フィジカルの4つの分野で立ち上げました。
委員の皆様も仕事を抱えながらの活動であり、よくある大学の研究レベルとはいきませんが、ジュニア層にも通用するような基本技術の取りまとめを行って行くつもりです。
将来的には連盟としての指導マニュアルができればなと考えているところ。
昨日も白熱した議論が交わされました。
中味については、次回正月に開催される指導者研修会で各研究会が発表するため、ご紹介はできませんが。
一つだけ、事例をご紹介すれば、フィジカル研究会にて披露されたのですが、140km以上のスピードボールを投げる選手は、上体そらしが60cm以上という結果がある。もちろん、例外もあるそうですが。大方そうらしいです。
面白いでしょう!
こんなデータがあれば、指導の目安になりますね!
他にも沢山ありますが、後日ということにさせて下さい。
どのような成果を発表できるか乞うご期待ですが、このような組織も社会人野球にはあり、ボランティアで活躍されている方々がおられることを披露させてもらいます。
因みに私は副委員長として、関わらせていただいています。
競技力向上委員会、よろしくお願いします!
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