一足先にスタートを切っている社会人、高校野球を含めアマ野球界も熱い戦いが今年も見られそうです。
さて、全日本を経験した選手が今年もいきなりの開幕スタメンを勝ちとるなど一緒に世界を戦った仲間として誇らしく思うと共に是非野球のすばらしさを伝える伝道師の役目を果たして貰えばと願います。
話は全く変わりますが、本日、ドーハで行われたアジア大会、ヨーロッパで開催されたワールドカップ大会、さらに広州で行われたアジア大会、パナマ開催のワールドカップでは主将と長きに渡ってアマ全日本で活躍をしてくれた三菱重工神戸の横山君からお電話を頂きました。
内容は、「九州遠征に来たのでご連絡まで」という素っ気ないものですが、ご本人、コーチ兼任選手としてコーチ業にウエイトを占めているとのことで預かった選手がコーチになるのかと感慨深かったです。
教え子なんておこがましいことは全く考えていませんが、一緒に世界戦を戦った同士として立派な指導者になって欲しいと思います。
この横山選手、本当に素晴らしい選手でした。
派手さはないですが、非常に泥臭い選手、勝負強い打撃が光っていました。
特に連戦にも耐えうる強靭な体力には脱帽でした。
監督として最も頼りになる選手でした。
世界を経験した選手は、経験したことにより少なからず野球感が変わったと感じていると思います。
ボストンレッドソックスの田澤選手もその一人で、当時エネオスのエース投手として全日本に招集され、台湾で行われたワールドカップ大会に参加し、海外選手を相手に投げたことが大リーグへ進んだ引き金になったことは間違いありません。
このように色々な意味で日本で経験し、築き上げられた野球感とは違った魅力が世界大会にあるということでしょうが、横山選手を始め、今後指導の道へ進む代表経験のある方は日本らしさと海外で学んだことを上手く融合させて野球の更なる進化を追求して欲しいと思います。
横山君からの電話で、「長いこと世界大会やってたな」と回想しておりました。
世界大会ばかりに従事して10年、本当に色々な経験をさせて頂きました。
感謝、感謝です。
と、回想のついでに
私の海外経験でのベストシーンがyoutubeにありましたのでご紹介します。
※現ジャイアンツ長野がアマJAPAN時代、ドーハで現阪神呉 昇桓(オ・スンファン)から逆転ホームランを放ち、韓国ドリームチームを破ったシーン。
しかし、今日の巨人対阪神の開幕試合ですが、いとも簡単にホームランが…。
しかもかなりの飛距離。
う〜ん、やはり飛ぶボールの復活が影響か。
投高打低の偏重がここ数年の野球界、ま、打撃戦もやはり面白みがありますね。
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