前号でJABA四国大会視察の報告を致しましたが、今回はその四国大会での1シーンをご参考までにご報告。
JABA事務局と観戦している試合のイニングの合間。
終盤であるし、そろそろ交代かとネット裏で話をしていると前回まで投げていた投手がマウンドへ。
「まだ投げさせるのか」と思いきや、監督が慌てて投手交代。
(一旦、交代に対して「やはり」と思いました...)
審判もこちら側(ネット裏)にやってきて投手交代の報告。
「ちょっと待て、たぶんルール上はこの交代認められないぞ!」と定かでない記憶。
何かもやもやとしていたら、本日、JABAの事務局長から「当たり」とのメール。
面目を保てたこともありましたが、ルールを再度確認できたことが良かったです。
早速、当該監督に電話で連絡し、以後は気をつけておくようにと話をしました。
このルール、野球規則の3.05条(d)。
続投する投手がファールラインを越えてマウンドに入ったら、一人の打者に投球し終えるまで交代はできないという内容。
意外とこの光景よく見かけますし、審判も見逃すこともおおいですね。
ルールで駄目となっている限り、監督は交代する選手の双方に「交代」を知らせておく義務がありますね。
さて、今年度から公認野球規則の表紙の色がオフホワイトになっています。
この表紙の色は、使用許可されているグラブの色の基準濃さを表しています。
これより白色に近ければ違反グラブとなると今年から決められました。
末端の方々までもしかしたらルール改正が伝わっていないかもしれませんからこのブログをご覧頂いた方は色々な方面にお伝え下さい。
それにしても、野球のルールは難しい。
そうそう、ルールブック、縦書きから横書きへと大変身。非常に読みやすくなっていますので、是非購入して下さい!
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