忙しかったため、ブログをアップすることができず、ご訪問下さった方には申し訳ございませんでした。
さて、中学生のシニアチームの代表もやっていることは一部の方はご存じかと思いますが、先週九州大会が宮崎で行われ、我が長崎文教リトルシニアは予選リーグ2勝2敗で得失点差で予選敗退という結果に終わりました。選手は、非常に頑張りましたが、残念な結果となりました。
本日は、その大会においてアマチュア野球で見受けられる出来事についてコメントします。
シニアの大会は、7回戦で行われますが、九州では、4回10点差、5回以降は7点差がつけばコールドゲームが成立となります。
予選の3試合目、力の差はほとんどなく、接戦が予想されましたが、予想に反して初回にミスが重なり、一方的な展開となりました。5回表の攻撃、0対7とこの回に1点とらなければコールドゲームとなってしまう場面を迎え、何とか主軸が奮い立ち、2死から1点を獲り、持ちこたえました。
その裏、相手の攻撃は、1死2,3塁となり、3塁ランナーが生還すればコールドゲーム、迷わず満塁策をとり、1点阻止の守備体系を引いて勝負にでました。
その初球、なんとスクイズであっけなく、コールド成立。
その場面を観て呆然としてしまいました。全く、予想もしなかったプレーであったため。
この予想もしなかったためというのは、こういう場面でスクイズという作戦は私の頭の中には浮かび得ないからです。
世界大会でこんなことやったら、間違いなく乱闘になります。点差が離れたケースでの盗塁やスクイズは相手を軽視していると見なされ、必ず報復され、ファンはブーイングがあたり前です。
よく高校野球で大量リードしているにも関わらず、最後の1点を得点圏に送るために犠牲バントを行ったり、同じように3塁のケースでスクイズしたりとか見受けます。その度に解説者(殆ど社会人の出身なのに)が、「明日に繋がる手堅い作戦ですね」と褒めたたえる。
解説者は、実はダメなことを知っていて、批判されるのが怖くて本音の解説をしていないのですが・・・。
その解説を聞いたアマチュアの指導者がまた同じようなことをやってしまう。宮崎で行われたプレーが当たり前だと思われては困る。
もし、甲子園の解説を依頼されたら、絶対にダメなプレーは、ダメと言います。(こんなこと言っていたら、お呼びがかかることはないですが・・)聞いてみたくありませんか、副音声で本音解説!
褒めるだけが解説ではない。なんか違うなって、最近、高校野球を観てて思います。我がバルセロナのチームメイトであった広瀬氏ぐらいかなまともに話ているのは・・・。
話が脱線しましたが、要は相手あっての野球ということ、相手に敬意を表することが大切、スポーツであることを忘れては行けないと思います。表題にBASEBALLとつけたのはそういう意味を含んでいます。
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