第26回BFJアジア選手権日本代表チームの編成もいよいよ大詰めとなってきました。2次合宿に参加してくれた選手の中からドラフトされた選手も出ました。編成にあたっては、ドラフトされた選手についても最終メンバーの対象としております。ドラフトされた選手がクローズアップされることは間違いないのですが、ドラフトされなかった候補選手については、年齢的な面、本人がプロに進みたくないなど様々な理由によりドラフトから漏れたわけで、決して力が劣っているということではありません。したがって、ドラフトされた選手が必ずしも代表入りということではないことだけは明言できます。
特に今回候補に選出している大学生は敢えてドラフト対象外の3年生以下の選手ばかりで、ドラフトされた4年生に負けず、劣らずの実績、実力を秘めている選手ばかりです。
数名の大学生を代表チームに招聘する方向で検討をしておりますが、このうち何名かは次の韓国仁川でおこなわれるアジア競技大会の中心メンバーとして活躍して欲しいという期待もあります。
最近、アマチュア野球が世界の舞台で試合をすることが希薄になっています。先にU18チームが異質な海外野球に困惑したように経験不足は否めない状況下にあります。日本の野球が正しい野球であるとか主張しても世界を変える力は今の日本にはありません。日本の野球が一番であることを見せるけるためには、WBCで勝つ、アマチュアレベルの国際大会を全部勝つことが一番の早道です。
そのためには、「習うより、慣れろ!」。早い段階で国際試合を経験させることが重要であり、これを手を抜いていると野球強国には近づけません。
そういった意味では、我々アマチュア日本代表も重要な責務があり、その使命を持って国際大会に臨む必要があります。
選考する選手については、日本代表としての気概を持っている選手を第一に選出したいと考えています。
「この選手よりもあの選手が力は上ではないの?」と思われる選考となるかもしれませんが、あくまでチームに必要かという視点で選考をしていくつもりです。
それがアマチュア代表であると先輩方から教えを受けました。
「和を持って日本と成す」については、賛否両論あるかと思いますが、アマチュア日本代表の強みは、これであると思います。
台湾、韓国、中国ともプロ選手で構成されるらしいですが、全く引けをとらない選手ばかりだと思っています。
代表選手は、11月13日に最終発表する予定です。
画像は、メイン会場となる台中インターコンチネンタル球場
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